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(C81) (同人音楽) [うたのは] 小鳥遊まこ – 渡り鳥のリン
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 渡り鳥のリン うたのは(小鳥遊まこ) UTCD-010 -STORY- 幸福の町、ヘトネ。ここでは誰もが幸せに暮らしているという。 その町の隅に一人だけ幸せを享受できていない子供がいた。 名前はリン。 いわれのない中傷や差別を受け、無視をされ、彼は生きてきた。 ちいさいころから繰り返されたその仕打ちは、彼を萎縮させ、人を遠ざけるように仕向けた。 誰もが幸せな町。 一人だけ不幸せな子供。 それは、とある条例が産み出した、人の性を利用したシステムだった。 「子羊条例」 それは、ヘトネがヘトネであるために作り出された条例。 この町に、一人の旅人が立ち寄った。 麻布をフードにしたマントの下は妙に育ちのよさそうな小奇麗な服。 町に不似合いなほど洗練された出で立ちで不思議と目に焼きついた。 中でも色鮮やかな赤髪と、吸い込まれそうなほど深いワインレッドの瞳は 町の誰もが振り返るほど美しかった。 町のはずれ。旅人が立ち寄らないような、町の隅。 今日もいわれのない中傷をリンは受けていた。 抵抗することもせず、ただひたすら身をこわばらせて耐え続けていた少年に 誰も立ち止まろうとも、声をかけようともせずに過ぎ去ってゆく。 何時もの日常。何時ものこと。 リンもただ目を閉じ、相手が飽きるのを待っていた。 けれど。 今日は違った。 赤髪の青年は子供達を一喝し、リンを助け起こした。 何時もとは違うその光景に人々は一瞬ざわめいたが 何もなかったかのように目を背け足早にその場を去っていった。 残された少年を旅人は優しく抱きしめる。 囁かれた言葉はまるで魔法のように心に染み渡り、少年はいつぶりかの涙をこぼす。 それは少年がずっと望んでいた救いであり、許しだった。 旅人は言った。 「町を出て、この町の常識が常識ではないと知ったほうがいい」と。 誰もが幸福を得ることができる町。 町だけがすべてだった少年に、一筋の道ができた瞬間だった。 朝目覚めるとすでに旅人の青年はいなかった。 ただ、そこには鮮やかな赤い髪と同じ色をした美しい石がひとつ、転がっているだけで。 少年はその石をお守りとしてもち、町を後にした。 朝焼けと共に歩き出した少年を引き止めるものは誰一人いない。 少年が去った後、ずっと少年をいじめていた別の少年が、同じような目に会うことも 旅に出た少年は知る由もない。 自分の足で歩き始めたその軌跡は、ゆっくりと人々を巻き込んでいく。 彼の行く先々で出会うのは「赤髪の旅人」の痕跡。 これは、アベンチュリン<まがいもの>と呼ばれた少年が歩く旅の軌跡。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 01.渡り鳥のリン -偽りの町ヘトネ- 02.沈むは真実 -導きの洞シェルエ- 03.ともしび -夢幻の都リュエン- 04.リトルエデン [...]
303 次浏览 | 没有评论2012年1月2日 | 归档于 音楽

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